岸和田だんじり祭り2019の日程はいつ?だんじりで死亡事故多発?

写真提供:岸和田市

大阪岸和田で開催される「だんじり祭り」は、男たちが“だんじり”を激しく曳く荒々しいイメージがありませんか?

今回は、全国各地から多くの人が見物に訪れる「岸和田だんじり祭り2019」の日程やアクセス方法をご紹介します!

そして、初めて岸和田だんじり祭りを見物する方に向けて、祭り特有のルールを守ってもらいたいため、激しい祭りの裏側にある死亡事故に関してもお伝えします。

皆さんに知っていただきたいのは、ルールを守れば伝統のある素晴らしい祭りが楽しめるということ!

男たちの血気盛んな“だんじり祭り”は、一度は生で見る価値ありです!

どうぞ参考にしてくださいね!

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岸和田だんじり祭りとはナニ?

写真提供:岸和田市

岸和田だんじり祭りは、大阪府の岸和田市で行われるお祭りです。

「だんじり」とは、山車(だし)を意味しており、それが“だんじり”となり、大阪北部で使われる言葉になりました。

祭りが開催される人口20万人の岸和田市には、見物客がなんと60万人集まると言われています。

岸和田市にとってだんじり祭りは一大イベント!

岸和田市民にとっては経済効果が凄まじく、市民総出でも祭りを盛り上げます!

そんな祭りが行われる岸和田市の住民たちは、自分が属する町の法被を身につけ、他の町人に負けじと“だんじり”を激しく曳きあいます。

これを「やりまわし」と呼んでいます。

90度のコーナーを勢いよく曲がる姿はTVニュースにもなるほどです。

彼らはスピードを争うわけでもなく、神輿の派手さを競うわけでもありません。

見物人や他の町民から「あそこのやりまわしはすごかった」と記憶に残るような“やりまわし”のために男たちは力を注ぐのです。

祭りに参加するのは男性だけではなく、市民のほとんどは何かしらの形で祭りに参加しています。

例えば、女性の多くは婦人会に属して炊き出しを行ったり、祭りの片付けなど手伝いをしたり、市をあげて祭りを盛り上げます!

岸和田だんじり祭り2019の日程はいつ?

例年、岸和田だんじり祭りは敬老の日の前の土日 に行われています。

【試験曳き】9月8日(日)、13日(金) 14時〜16時
【宵宮】9月14日(土) 6時〜22時
【本宮】9月15日(日) 9時〜22時

【試験曳き】14時〜16時

岸和田だんじり祭りでは、“試験曳き”というだんじりを曳く練習が行われます。

例年ものすごい人数が見物に来るため、この試験曳きを狙って訪れる人も少なくありません。

本番を見に行くことができない方は“試験曳き”を見に行くのもアリですよ!

【宵宮】6時〜22時

岸和田だんじり祭りは、早朝から始まります!

早朝6時に市役所から音楽が流れると、各町のだんじりが“カンカン場”を目的地に向かって一斉に「曳き出し」を行います!

【本宮】9時〜22時

岸和田だんじり祭り“やりまわし”の本番が行われます!

岸和田市役所前の“こなから坂”を一気に駆け上がるだんじりが岸城神社へ“宮入り”する「やりまわし」が祭りのクライマックスのひとつなっています。

岸城神社の他にも午前9時から“宮入り”は行われ、岸和田天神宮・弥栄神社で見ることができます。

岸和田だんじり祭りへのアクセスは?

開催場所:大阪市岸和田市 岸和田地区・春木地区

電車でのアクセス

南海本線「岸和田駅」からすぐ
南海本線「春木駅」からすぐ

バスでのアクセス

JR阪和線「東岸和田駅」から「岸和田駅前行きのバス7分

近隣駐車場

岸和田だんじり祭りは9月と10月の2度開催

実は、岸和田だんじり祭りは2回開催されます。

9月は予定があって行けないという方に10月祭礼祭をご案内します。

岸和田だんじり祭り10月祭礼

写真提供:岸和田市

岸和田だんじり祭りが2回開催される理由は、行われる地区が違うからなんです。

9月祭礼が岸和田地区と春木地区という“浜手=海側”で開催されるのに対して、10月祭礼はそれ以外の地区の“山手=山側”で行われます。

規模は9月祭礼に比べて小さく屋台がない地区もあります。

ただ、“やりまわし”などお祭りの本質は同じのため、迫力のあるシーンは見ものです!

岸和田だんじり祭り10祭礼の日程

【試験曳き】10月6日(日) 13時〜17時
【宵宮】10月12日(土) 6時〜22時
【本宮】10月13日(日) 7時〜22時

岸和田だんじり祭りが始まったきっかけは?

岸和田だんじり祭りは約300年の歴史があるお祭りです。

1703年に、岸和田藩主が豊作を祈願した稲荷祭がきっかけだという説があります。

関西の一部のお祭りでしたが、1980年代後半にメディアに取り扱われたのをきっかけに、あの荒々しいお祭りが全国的に知名度が上がったと言われています。

今では「喧嘩祭り」とも言われているんですよ!

岸和田だんじり祭りの見どころは“やりまわし”

動画を見てもらった方が説明するより早いかもしれません!

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だんじり祭りと言ったらこの熱気でしょ!!!

かなりの人数でだんじりが曳かれているのが見てわかると思うのですが、それぞれ役割がちゃんとあるんです。

曳行時の役割

1.鳴り物
 大太鼓、小太鼓、笛、鉦を担当。通常、青年団から鳴り物係が選ばれる。
2.綱先(つなさき)・綱中(つななか)
 だんじり曳行の主動力。曳き手のうち、曳き綱の先頭を綱先、中ほどを綱中と呼ぶ。綱先は曳き綱がたるまないように綱を張り、綱中は進行方向に全力で綱を曳く。
3.綱元(つなもと)
 だんじりに一番近い曳き手を綱元と呼ぶ。やりまわしの時に綱中の力をだんじりに伝える重要な役割を果たす。
4.前梃子
 コマの回転面と地車の間にヒノキ材の梃子を差し込みだんじりを制御する。やりまわしの時、内側の前梃子は旋回のきっかけをつくり、内側のコマの回転を抑え、だんじりを曲がりやすくする。左右二本の前梃子を操作する係は非常に危険な役のため、かなりの熟練を要する。
5.大工方
 だんじりの大屋根や小屋根に乗り、団扇を手に華麗に舞う。まただんじりの前方が見えない後梃子に進行方向を指示する。
6.後梃子 だんじりの舵取り梃子で長さ約3.5メートル。大工方の合図により左右にくくり付けられた綱(ドンス)を引いたり、肩で押すなどし、だんじりの向きを変える。二十人から三十人で担当する。

引用:曳行時の役割

だんじりの屋根の上で飛び跳ねている大工方は本当に見ていてハラハラさせられます!

皆さんもそれぞれの役割を知った上で見物してみてください!

観覧はルールを守って!過去に起こった死亡事故

岸和田だんじり祭りが“喧嘩祭り”と言われるほど荒々しいお祭りということはお伝えしましたが、例年死者が出ています。

2016年10月9日 大阪府忠岡町でだんじりとガードレールの支柱の間に挟まれ、ブレーキ役の男性死亡
2016年4月17日 大阪府岸和田市でだんじりと街灯の柱の間に挟まれ、式典に参加していた男性死亡
2015年10月10日 大阪府泉佐野市で車輪の下敷きになり、祭りに参加していた男性死亡
2015年9月13日 兵庫県淡路市でだんじりの下敷きになり、だんじりを曳いてた男性死亡
2014年10月5日 兵庫県三田市でだんじりが手を清める手水舎に衝突。 崩れた手水舎の屋根の下敷きになり見物客1人死亡
2013年4月7日 兵庫県南あわじ市で後退するだんじりの車輪にひかれて、祭りに参加していた中学生死亡
2010年10月10日 大阪府泉大津市で2つのだんじりに挟まれて、かじ担当の男性死亡
2007年10月18日 兵庫県宝塚市でだんじりにひかれて、飛び入り参加の男性死亡
2006年10月7日 大阪府忠岡町でだんじりと塀にはさまれて、ブレーキ担当の男性死亡
2006年9月24日 大阪府堺市でだんじりの屋根から転落して、試験曳き中の男性死亡
2004年8月2日 兵庫県尼崎市でだんじりの山合わせの際に、2つのだんじりに挟まれて祭りに参加していた男性死亡
2003年8月2日 兵庫県尼崎市で自分でひいてただんじりにひかれて高校生死亡
2002年10月20日 大阪府大阪市城東区でだんじり横転で下敷きになり、祭りに参加していた男性死亡
2002年10月17日 岡山県鏡野町でだんじりにひかれて、祭りに参加していた小学二年生死亡
2002年10月6日 大阪府堺市でだんじり転倒で下敷きになり、祭りに参加していた男性死亡
2002年9月13日 大阪府岸和田市で横転しただんじりとフェンスにはさまれ、試験曳きに参加していた男性死亡
2002年8月30日 大阪府岸和田市でカーブを曲がり切れずだんじりがポールに衝突。その際に歩道に飛ばされた練習中の男性死亡
1998年10月10日 大阪府貝塚市でだんじりが横転し、だんじりに乗っていた男性が下敷きになり死亡
1998年10月9日 大阪府岸和田市でだんじりが横転し、だんじりに乗っていた男性が下敷きになり死亡
1998年10月9日 大阪府泉大津市でだんじりが横転し、だんじりに乗っていた男性が下敷きになり死亡
1996年10月10日 大阪府岸和田市でだんじりと塀に挟まれて、かじ担当の男性死亡
1995年10月7日 大阪府堺市でだんじりと街灯に挟まれて、てこ担当の男性死亡
1994年9月4日 大阪府岸和田市でだんじりと水銀灯に挟まれて、試験曳きに参加していた男性死亡
1993年10月9日 大阪府岸和田市でだんじり横転で下敷きになり、祭りに参加していた男性死亡
1993年9月13日 大阪府岸和田市でだんじりと民家の壁に挟まれて、試験曳きに参加していた男性死亡
1993年9月13日 大阪府岸和田市でだんじりと民家の壁に挟まれて、試験曳きに参加していた男性死亡
1992年9月13日 大阪府岸和田市で転倒しただんじりの下敷きとなり、試験曳きに参加していたてこ役の男性死亡
1988年7月2日 大阪府大阪市平野区でだんじりと塀に挟まれて、試験曳きに参加していた中学生死亡

引用:http://variinves2.blog.fc2.com/blog-entry-10.html

岸和田だんじり祭り「見物人の心得」

岸和田市は、見物に来られる方たちのために、守ってほしいルールを出しています。

我が身に何かが起こっては遅いです。

初めての方は特に、岸和田市から出されている“心得”に目を通してからお祭りに行ってくださいね!

1. 祭礼関係者、警察官は、だんじりの安全曳行と、見物人の安全確保のため随所に立って見物人を誘導しています。これらの方の指示には、速やかに従ってください。
2. 脚立、ふみ台に乗っての見物は危険です。絶対にしないでください。
3. ゴミを道路に捨てないでください。各自お持ち帰りください。
4. 傘をさしての見物は非常に危険ですレインコート、カッパ等を御持参ください。
5. 喫煙しながらの見物は非常に危険なので、絶対にしないでください。
6. 当日は広範囲にわたり交通規制が実施されます。車での御来場は御遠慮ください。また、電車でお越しの際は、岸和田駅周辺は大変混雑しますので、蛸地蔵駅もしくは和泉大宮駅を御利用ください。
7. だんじりには後梃子という舵取り梃子があり、その後梃子の操作を十分に行うには、だんじりの約二倍の幅が必要です。だんじりが通過するときは、道路を広く開けて曳行の邪魔にならない様にしてください。
引用:見物人の心得

まとめ

岸和田だんじり祭りの日程

9月祭礼:
【試験曳き】9月8日(日)、13日(金) 14時〜16時
【宵宮】9月14日(土) 6時〜22時
【本宮】9月15日(日) 9時〜22時

10月祭礼:
【試験曳き】10月6日(日) 13時〜17時
【宵宮】10月12日(土) 6時〜22時
【本宮】10月13日(日) 7時〜22時

岸和田だんじり祭りは、大阪の魂がこもったお祭りです。

見物する際はルールを守って、安全に見物するようにしてくださいね!

9月祭礼では屋台も楽しめますし、10月祭礼は人混みが苦手な方にはもってこいですよ♪

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