依存症とは何か?中毒や依存症がどんな症状か簡単に説明します!

タバコやゲーム、ギャンブルにお酒、お菓子など、世の中には様々な依存性の高いものが溢れています。

特に薬物はその最たるもので、一度使用すると強い依存症にさいなまれると言われています。

しかし、タバコを吸っても中毒にはならず簡単にやめられたと依存症にならない人もいますよね。

今回は、そんな「依存症」について分かりやすく簡単に説明します!

スポンサードリンク

中毒になるってどういうこと?

中毒になるものは、その物質自体に強い中毒性があります。

例えば、ヘロインを使ってヘロイン中毒を引き起こすと、身体が物理的にその薬物を欲するようになり、ヘロインがないといてもたってもいられなくなります。

簡単に言うと、これが“中毒“になると言うことになるのですが、全員がそうなるわけではありません。

「え?全員じゃないの?」って思いましたか??

例えば、ひどい骨折をしてしまって病院にお世話になると、数週間または数ヶ月間モルヒネを投与されることがあります。

実はモルヒネは、ヘロインから作られています。

しかも、売人から買える純度の薄められているものよりも、ずっと純度の強いものが使用されます。

そんな強いモルヒネが、今も近くの病院で投与されているんです。

もしそのモルヒネを使うことで依存症になるのであれば、入院している患者の何人かがヘロイン中毒になるに違いありません。

しかし、不思議なことに治療に使ったモルヒネで、ヘロイン中毒になる人はいないんです。

それは一体なぜなのでしょうか?

環境が依存を引き起こす

20世紀初めに、この不思議な現象を解き明かす面白い実験が行われませした。

まず、空っぽのカゴの中に、ネズミを1匹入れて水入れを2つ用意します。

ひとつには普通の水を、もうひとつにはヘロインを混ぜた水を入れておきます。

すると、実験のたびにネズミはヘロイン入りの水を飲み、中毒となり、やがて飲みすぎて死んでしまいました。

しかし、1970年代にブルース・アレクサンダーという心理学者がこの実験に対し、

「これは水を飲むことしかやることがなかったからヘロインの水を飲んだんじゃないのか?」

という疑問を持ちました。

そこでブルースは、まずネズミにとって楽園のような住処を作りました。

sponsored link

青々とした芝生が茂ったカゴの中は広々としていて、ボールのオモチャやトンネルの遊び場などがあり、一緒に遊ぶ友達や、いつでも後尾ができる相手がいる環境です。

ネズミにとっては、まるで夢の国“リアルディズニーランド”です。

そしてここに、同じように普通の水と、ヘロイン入りの2つの水を置きました。

すると、どうでしょう。

このネズミたちは、麻薬入りの水をほとんど飲むことはありませんでした。

孤立していた時は飲んでしまったのに、幸せで他の仲間と繋がり合える環境では、ほんのわずか口にしただけで、それ以上摂取することを拒否したのです。

人間も同じく環境によって依存が引き起こされる

実は、これは人間にも言えます。

ベトナム戦争で、当時アメリカ軍の20%がヘロインを使用していました。

終戦後、国内に中毒患者が溢れるのではないかと心配されていましたが、驚くことに帰国した兵士たちは中毒にも病気にもならず、また95%の兵士たちがヘロインの使用をやめていたのです。

異国の地の恐ろしい状況下で、生きるか死ぬかの緊張している場面に置かれた人々が麻薬を欲するのは当然です。
(当時は、戦争の緊張を紛らわすため)

しかし、戦争が終わり家族の元に戻ったとき、人は「戦争」という檻から解き放たれ、「家庭」という楽園へ入ったことを意味します。

そのため、薬物はもう必要なくなったのです。

依存は、そのもの自体に原因があるわけではない

何らかの依存症や中毒症状を持っている人は、その原因が他にあるのです。

そこから、何とか解き放たれたいと、お酒に溺れたり、タバコにはまったり、ギャンブルに走ってしまうのです。

何かの依存症や中毒症状を持つと、その人の人格に目がいきがちです。

しかし、本当の原因は別のところにあるのです。

スポンサードリンク